商城遺跡

  鄭州市街地、城東路と城南中路が交差する一帯に残る3500年前の商代の城壁遺跡。安陽の殷墟よりも早い時期の商の都城とされ、25平方キロに渡る地域に7キロの城壁が残されている。この地から商代前期の王宮祭器を代表する青銅の鼎が2件出土している。
 遺跡には他にも住居や貯蔵庫、井戸や堀、墓地の跡が確認され、大量の青銅器や石器、陶器や原始磁器、玉器などが出土している。