湘江下り

湘江、あるいは湘水(しょうすい)は、湖南省最大の川であり、湖南省の別名「湘」(しょう)はこの川に由来する。長さは856km。そして、湘江は、広西チワン族自治区北部臨桂県の海陽山に発する。海洋圩から流れる海洋河を源流とし、北東方向へ広西チワン族自治区を流れる。湖南省永州市東安県の瀑埠頭で湖南省に入る。湘江の全長856kmのうち、670kmほどは湖南省内にある。春秋時代から戦国時代にかけてこの地にあった楚の人々は、湘水神を崇めた。楚の人であった屈原にも『湘夫人』という漢詩がある。