美岱召

  美岱召は成吉思汗の末裔の阿勒坦汗が明の嘉靖44年(1565)に城を築き、明の万暦34年(1606)にチベット仏教寺院となり内モンゴルでもかなり有名な寺院のようだ。因みに内モンゴルでは「召」というのは寺という意味で使われている。
 別名三娘子廟という大青山の南麓に立つ寺院。長さ681Mの壁で囲まれ四隅に楼閣が立ち、境内に立つ天王殿、大雄宝殿、琉璃殿などは漢、チベット混合の独特な建築様式で造られている
 パオトウの東方70kmの所である。この地方の文化性の多様性を示している。