椰風水岸(南方風景)

設計テーマ:東南アジア地区の自由な景観等の庭園風格の特徴を取り入れ、東南アジアの農村と都市計画上の軸線・広場・曲線と直線で展開される街区・港・庭園内空間などの典型的な特徴を結び付けて、東南アジアの伝統的な建築記号を建築スタイルで構成、親しみのある建築空間を形成して、風格・特徴が際立った東南アジアを感じさせる小さな町を創り出した。観光客が飲食・休憩・接待サービスを楽しむと同時に、東南アジア伝統の文化・風格を自ら体験することもできる。

概況案内:
南方風景は情熱・自然・活力と異国風情が溢れている地域である。3#ビル、4#ビル、5#ビル、6#ビルは皇室建築に似た主要観賞地で、タイ伝統の華麗な多層屋根構造を採用した。その中でも塔の先が高くそびえている5#ビルは、観光地区内のランドマークであり、2#ビルは東南アジア建築の伝統的風格を持ち、シンプルでロマンチックな特有の地域特徴を現している。

設計のハイライト:
東南アジア展示区域は、自然・健康・レジャーという特質を受け継ぎ、ヤシの木やシュロなどの高く大きな熱帯植物を低木と組合わせ、生命力あふれる熱帯庭園の雰囲気を漂わせる。曲がりくねった桟橋、ビルを取り囲みながら延びる水街、しなやかで美しい人々の姿と笑い声、優美な緑色植物と起伏している青い波の中に照り映えている建物といった東南アジアの風情が溢れている 。