西安世界園芸博覧会のシンボルマークの意味

西安世界園芸博覧会のシンボルマークは「長安花」と名づけられ、「春风得意马蹄疾,一日看尽长安花(春の風に意を得て馬蹄は疾走し、一日に長安の花を看尽くす)」」という意味を持つ。『道徳経』の「道生一,一生二,二生三,三生万物(道が一を生み、一が二を生み、二が三を生み、三が万物を生む)」から着想を得て、三・四・五・六角形の花びらからなる「百花の吉印」が描かれている。北京オリンピック申請ロゴ及び十二支によって唱える生まれ年切手をデザインした西安出身のグラフィックデザイナー・陳紹華氏がデザインしたもので「三が万物を生み、花が咲くことを吉祥の象徴して、四合が土で、空が円形、土地が方形で、五葉が木を生み、森が茂り、六流が水になり、万物を潤おしている。」という意味がある。

西安世界園芸博覧会の基準シンボルマーク

西安世界園芸博覧会の単色のシンボルマーク

西安世界園芸博覧会のラインシンボルマーク

その中に、三角形は漢字の大文字の「人」のように、図案の中心にあり、「人間本位」を表し、文化、責任、理性を代表している。四角形は西安の古代の城壁のように、「長安城」を喩え、調和の取れた生活を象徴するとともに、西安の特徴を体現している。五角形は五弁の花のように、自然界で最もよく見られる花の形で、金、木、水、火、土の五行を代表して、自然万物を象徴している。六角形は形が雪花の如く、形態が流れ水のようで、上下と東西南北という六合を意味し、あらゆる物質的存在をすべて含む宇宙を象徴している。三から六まで次第に進み、人類、都市、自然、宇宙の調和・共生を体現して、西安世界園芸博覧会の「天人の長安、創意の自然」のテーマと合致している。