世界園芸博覧会の分類

世界園芸博覧会は総合博覧会と専門博覧会の2種類に分かれている。総合博覧会は、出展国政府の出費で主催国が提供する場所に自国独立のパビリオンを造り、自国の製品や技術を展示する。専門博覧会は、主催側が用意した場所に出展国が自国の専門的な製品を展示する。その場合には、出展国は展示場の室内外の装飾及び展示製品の設置だけ担当する。国際組織の評定標準によると、世界園芸総合博覧会は一般的に園芸博覧会と特殊博覧会の2種類があり、専門博覧会はA1・A2・B1・B2という四つのクラスに分けられている。
A1認定=大規模世界園芸博覧会。同一国の場合は年に1回開催することができる。会期は3ヶ月以上6ヶ月未満である。開幕日付までの6~12年前に誘致申請を提出し、最低10カ国の代表参加を必要とする。A1認定の展覧会には園芸界のすべての分野を含めなければならない。
A2認定=小規模世界園芸博覧会。毎年2回まで開催することができる。同一州内で2つの展示会を行う場合、開幕日付の間に3ヶ月以上の間隔を空けなければならない。会期は8日間以上20日間未満である。最低6カ国の代表参加を必要とする。
B1認定=長期・大規模国内園芸博覧会。会期は3ヶ月以上6ヶ月未満で、毎年1回開催することができる。
B2認定=短期・専門国内展示会