同里古鎮

 蘇州から18キロメートル、上海から80キロメートルにある水郷の町、周庄、用直、烏鎮、西塘、南潯と並び、中国江南6大水郷と讃えられる。街は宋代から発展を遂げ、元、明代には江南地方の中でも大きな村のひとつとなった。街には1000年近い歴史を持つ石橋なども残っており、水路と住居が一体となった古い町並びは、江南の特徴を持つ、映画のロケ地としてもよく使われている。

 同里で最も有名なのが退思園である、清の時代に作られた庭園形式の邸宅です。本園は池を中心に、楼閣や回廊がそれを取り巻くように立てられていて、水上に浮かんでいるように見えるため、貼水園とも呼ばれている。
 このほかに、同里二堂「嘉蔭堂、崇本堂」、同里三橋「太平橋、吉利橋、長慶橋」もすばらしい見所である。