北海老街

北海老街は珠海路と路地にある街を指し、1883年から建造し始め、全長1.4㎞で、道幅は約9mです。道の両端には商いと住宅が融合した建物が並び、2階から歩道の真上にに突き出た建物は2000年前の古代ギリシヤ建築形式を導入したとされています。ほとんどの建物が2、3階建てで、上階は壁を刳り抜いたようなアーチ型の4本の柱に支えられています。また、外脇と主柱の先端に綺麗な彫刻が装飾されており、路地を中心に彫刻長廊が続いています。

かつて、1927年まで珠海路は北海の繁華街としてが多くの商店が立ち並び、栄えてきました。東側では乾燥海産物、中間では蘇州や杭州産の刺繍品、西側では漁民用品が中心に販売されていました。時が経つにつれて以前の賑やかさが失われ、数軒の店を除き全てが全てが民家になってしまいました。しかし、現在ではかつての繁華街が北海市の歴史文化の発展の証となって、大切に保管されています。

2009年10月、第1期北海老街文化芸術祭が行われ、老街写真展示会や明清時代家具展示会などで北海老街は大きく注目され、100年の時を越えてなお人々から愛される街となっています。