文昌塔

文昌塔は北海市合浦県から南に約3㎞の場所に位置し、明の時代の万暦年号(1584年)に建てられたもので、300年以上の歴史を持っており1985年に5度目の修復を経て、現在の姿に至ります。

文昌塔は「文筆塔」「文峰塔」とも呼ばれており、もともと文人の神?文昌帝君に由来し、かつて科挙試験合格を祈願するために祭られていました。塔の形状は八角錐型で高さは約36m、7階建ての楼閣式の煉瓦造りです。1階から上層に行くと次第に狭くなり、頂上は赤い瓢箪の形をしています。

塔全体は白く四隅と門は赤で縁取られています。階ごと東西にそれぞれ装飾門がひとつずつあり、軒にも亀と龍の装飾があります。また一階の直径は8.56mで、塔内は階段が最上階まで螺旋状に続いています。
文昌塔には国家重要文化財である―大士閣と省の重要文化財である古墓群が存在します。