ウルムチ観光スポット

ウルムチの観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットでウルムチの魅力を存分にお届けいたします。

世界遺産

天山

すなわち天山山脈の東の部分であり、天山山脈の主体部分でもあります。世界7大山系の一つで、温帯干ばつ地域における最大の山脈チェーンとして、東西方向の独立山脈でもあります。新疆天山は独特な自然を持って、壮観な雪山と氷河が覆う峰、汚染されていない森林と草地、澄んだ川と湖、峡谷を含みます。これらの景観は広大な砂漠と鮮明なコントラストして、鮮明な視覚を造り出しました。前世紀以来、この地域はずっと保護され、生物と生態の研究地となっています。2013年6月21日、世界遺産に登録されました。

自然景観

ウルムチ南山風景区

南山風景区はウルムチ県、ヨーロアジアの奥地、極めて乾燥なエリアに位置しています。氷雪景観、蒼蒼たる原生林、珍しい岩、快適な気候、高山牧場風景、濃厚な少数民族風情などを主な特色とし、現代人文景観を示す省級風景名勝地です。聳え立つ雪山、連綿起伏する山々、生い茂ったジャングル、色とりどりの野の花、さらさらと流れる小川…理想的な避暑地と観光地として広く知られています。最も有名な観光地は西白楊溝、後峡、甘溝、灯草溝、水西溝、廟尓溝、板房溝などがあげられます。 唐代の南山は有名な狩猟区であり、清代に至ると牧場となりました。清代から避暑観光地として利用されてきます。新中国...

宗教・信仰・寺

タタール寺

タタール寺は新疆ウィグル族自治区ウルムチ市解放路の南端に位置しています。1897年、タタール族の人々は出資して建てったモスクです。1919年、徳和といった当地の洋行はまた出資して再建したことから、洋行大寺とも呼ばれています。タタール寺は町中に居住するウィグル族、タタール族、烏孜別克族などの少数民族の宗教活動を行う主な場所であり、ウルムチ市の対外開放のモスクでもあります。前もって寺院と連絡すれば、観光客は中に入ることを許されます。礼拝堂の後ろ側でイスラム礼拝を見学することもできます。 イスラム教の教規によりますと、女性はモスクの中に入ることができませんが、前も...

博物館・美術館

新疆維吾爾自治区博物館

新疆ウイグル自治区博物館は1953年に建設された区立総合博物館である。展示面積は約7900㎡。館内の所蔵品は新疆地区から発掘された歴史的文物をはじめ、民族的、革命的文物が実に5万件にものぼる。他には少数民族民俗陳列室や古屍展覧室などがあり、民俗展覧室には新疆12の少数民族の服飾や住居、冠婚葬祭などあらゆる方面の展示と紹介がなされている。そしてこの博物館の目玉ともいえる古屍展覧室のミイラ群は、新疆の気候や地理環境が影響して世界にも類を見ない優れた保存状態のミイラを出現させた。特に有名なのは1980年に楼蘭古墓で出土した3800年前の楼蘭美女のミイラである。このミイラは全身の皮膚がいまだ健康的な色...

公園・庭園、動植物園、アミューズメントパーク

紅山公園

紅山公園はウルムチ市の中心、ウルムチ河の東岸に位置しています。巨大な竜のように東西に横たわり、頭は川の中部に伸び出しているように見えます。断崖絶壁が切り立ち、雄大の姿を示しています。海抜は910.6メートルあります。西端の断崖は赤褐色で、「紅山」と呼ばれるようになりました。目立つ場所にあることとめずらしい形を持つことから、昔から「神山」と称されています。 山頂に高さ8メートルもある九階建ての灰色のソリッド煉瓦塔が立ち、向こう側の雅瑪里克山の頂上にある煉瓦塔と向かい合い、「鎮竜塔」と称されています。文献の記載によりますと、1785年と1786年、ウルムチ河は水...

古鎮・古城

烏拉泊古城

烏拉泊古城は「輪台城」とも呼ばれ、新疆ウルムチ市大湾郷烏拉泊村に位置しており、ウルムチ地区で歴史の最も悠久で、規模の最も大きな唐代、元代古建築遺跡群のひとつです。大まかに言えば、輪台県、唐代北庭大都護府と静塞軍といった区域に分かれています。およそ紀元640年前後に建てられ、もう1300年の長い歴史を持っています。烏拉泊古城の存在したことはウルムチの歴史とシルクロードの商業文化の交流史を証明した同時に、1000余年前に中国中央政府はすでに新疆烏拉泊古城で駐軍したことをも明らかにしました。 「輪台城」は唐代北庭大都護府の所轄する県、天山から北彊四道の要衝、シルク...

建造物

達坂城風力発電所

ウルムチとトルファンと結ぶ道路を沿い、南に向かい、シルクロードの重鎮と称される達坂城に行く道路の両側に百台以上の風力発電機が風を迎えて立っています。青空、白雲とコントラストと成し、麗しい博格達峰を背景とし、限りない平野に壮大な風車の世界が目の前に広がっています。ここは中国最大の風力エネルギー基地と称される新疆達坂城風力発電所です。 風力エネルギーは開発中の再生できる清潔なエネルギーです。広く分布しており、使え尽くさない無尽蔵と呼ばれています。新疆風力エネルギー資源が非常に豊富です。現在、達坂城は新疆九つの風区で開発と建設できる条件をよく備える場所だと考えられ...

橋梁、河川・滝・湖沼

ウルムチ塩湖

ウルムチ塩湖生態観光区は柴窩堡湖の南東から約5キロ離れたところに位置しています。面積は23.7平方キロ、塩分の含有量は海水の百倍近く、原塩と芒硝の埋蔵量が豊富です。 塩湖生態観光区中の道路はほとんど塩で敷かれ、塩で積んだ塩山も見られます。その他、塩湖の塩分含有量が高く、成分は死海と近いことから、観光業と塩療養浴場が盛んでいます。死海に行かれない人は塩湖で水に漂うことを体験することができます。 ウルムチは中温帯大陸性乾燥気候に属しています。最も暑い季節は7、8月、平均気温は25.7℃、最も寒い季節は1月、平均気温は- 15.2℃です...

民俗郷土景観

南山牧場

ウルムチ市の南郊外にある有名な避暑地。そこに自然の地形を生かした牧場が多数ある。そのうち、白楊溝一帯にはカザフ族の牧場がある。広い牧場と落差40メートルの滝がある。競馬、叨羊(羊うばい)など民族伝統スポーツや草原景色が楽しめる。  今はすっかり観光地化したが、元々はカザフ族の放牧地で、緑のじゅうたんを敷いたように美しい草原の中をパオや家畜が点在していた。